10代、20代の時に毛穴パックにはまっていました。友達同士の間でもとても流行っていました。
たくさん角柱が取れると大喜びし、30分ぐらい自分の角柱を眺めていたものです。どっちがたくさん角柱を除去できたか、友達と競い合ってもいました。バカですね。
しかし、角柱が無理矢理引っこ抜かれたということは、引っこ抜かれた後の毛穴は、そう簡単には閉じないということを20代後半になって知りました。
きちんと冷やして毛穴を閉じてあげないと、毛穴は開きっぱなしになるんですね。
現在、30代半ばの私の毛穴は、開きっぱなしで、いわゆるイチゴ鼻です。毛穴を平らにする化粧下地を使わないと上手くファンデーションが乗りません。それでも昼過ぎには鼻がテカってファンデーションも毛穴落ち。見るも無残な状態。本当に切ないです。そして、この毛穴は年齢を重ねると、重力に従って縦に伸びるんですね。アッハッハ…面白すぎて、もう自虐的に笑っちゃいます。
もう、どんなに高価な化粧品を使っても、元には戻らないんだろうな…。
タイムマシーンがあるならば、若くて愚かな私に「毛穴を閉じろ!」と言ってやりたいです。当時はスキンケアについて調べることなんてしなかったもんなぁ。
今は情報化社会ですから、賢明な若い人達は、インターネットできちんと調べて毛穴パックをしているんでしょうね。
あれこれ悔やんでも、時すでに遅し。これからは、開いた毛穴をさらに開かないように心を配ってスキンケアを行いたいと思います。イチゴ鼻の私を愛せるのは自分しかいないのです。そして、この開いて縦に伸びつつある毛穴と一緒に令和の時代を駆け抜け、エイジングしてやろうと思います。